【輸送遅延】事例に学ぶ失敗しない貿易のコツ④

海外との取引では商品を長距離・長期間に渡り輸送します。

しかし、主な輸送方法である船や飛行機での輸送は災害や天候の影響も受けやすいので遅延の可能性も想定が必要です。

貿易のコツ パート4 となる今回では、他社の事例を元に、
輸送遅延についてお話しします。

【事例④:貨物到着の遅延】

他社での失敗事例です。

医療機器の部品を販売しているD社に海外の企業からの問い合わせが来ました。
何度か交渉を重ねた結果、契約になりました。

交渉の際、海外の企業からは「至急輸出して欲しい!」と言われましたが、
最終的にはできるだけ早く船積みするという条件でしぶしぶ合意していただきました。

ところが、港で船混みが発生し、想定よりも大幅に遅れてしまいました。

その結果、取引相手の工場で作業ができなくなり2日間停止。

その後、次のような内容の連絡が来ました。

  • 船の予約をしたのは貴社(※日本企業D社)で、弊社(※海外企業)は至急貨物が欲しいことを伝えていたのだから、工場停止の損害を負担すべきである。
  • 2日間の工場停止の損害、〇〇ドルのうち、30%を負担して欲しい。

D社はこの連絡に対して、どう対処すべきかと頭を抱える事となりました。

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【D社はどうすればよかったのか】

契約内容はできるだけ早く船積するとの条件での合意であり、到着日まで保証した訳ではありません。

そのため、損害負担はできないということを伝え、今後の取引についての話を進める必要があります。

また、今回の件に関しては、
天候や災害による輸送遅延やトラブル時の対応などを想定していなかったことも要因です。

現在は特に、コロナウイルスやロシア、ウクライナ侵攻の影響もあり商品到着に遅れが出ることもしばしばあります。

こうしたあらゆる可能性も加味したうえでなるべく余裕を持った運行スケジュールを設定するということも大切です。

【失敗しないためにはどうすればいいのか?】

とはいえ、至急!なるべく早く!となるとあせってしまうものです。
さらに海外との取引がはじめての場合、そこまで想定できないことも無理はありません。

こういった場合のためにも、海外との取引を視野に入れた頃から
事前に準備を進めておくことは大切です。

弊社では、これまで数多くの企業の貿易を成功させてきたプロが
船の手配や貿易保険、契約の締結なども行います。

貿易がはじめてで自社のみでは、不安な部分がある。
何から手をつければいいのかわからない。

という状態でも大丈夫です。まずは一度ご相談ください。

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参照(https://www.jetro.go.jp/ext_images/jfile/report/07000189/boueki_soudan.pdf)

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